投稿!写メ日記

茨城エリア | TSUBAKI 沢本しのぶ
2月

2024/02/14(水)23:52
*見た!*
最近ハマって観ているのが
市原悦子主演の
「家政婦は見た」
昭和感満載である

このドラマの良いとこは
人が死なないというところだと思う

一見なに不自由ない裕福な家庭
そこに潜り込んで
まさに犬のごとく
コソコソ嗅ぎまわる家政婦。
 
”みつからないんだよなぁ…これが
 旦那は仕事が趣味みたいな真面目人間だし、
 奥さんの子育ても行き届いてる。
 嫁姑も全然うまくいっちゃってるんだよね…
 何にも問題がない家なんて…
 信じられる?そんなこと。”
 
寝室を調べ、
書斎をひっかきまわし、
そうしてようやくみつけた
とっておきの秘密を
事務所兼寮に持ち帰って
晩ごはんのおかずにして
みんなで盛り上がるのだ。
 
「意地悪いんだから、この人の見かたは。
なにしろあら捜しが楽しみで
この仕事やってんだから」
なーんて所長さんから
言われちゃうのには理由がある。
 
夫の浮気が原因で離婚。
子どもを連れて家を出たが、
その子も2歳で亡くしてしまった。
裏切られ、心の支えもなくして
純粋だった彼女は一転して
こういう性格になっちゃったらしい。
 
「だから人の家庭
信じられなくなっちゃったわけだ」
「信じるほうがおかしいわよね?
だからさ、それ分からない人に
つい教えたくなっちゃうのよ」
このセリフのときの
悦子の演技がほんと怖い。
 
アンチヒーロー的な主人公
…というより
悪意の塊。
 
人の幸せのためにではなく
己のために
ただ真実を
いっさいがっさいぶちまける。
第1話は
主人公の底意地の悪さが
特に際立っています。
 
上流家庭が
ぶっ壊れるさまを
特等席で見物したい!
という
底意地の悪い方は
ぜひご覧あそばせ
Huluで観られます
(しかしながら昭和のドラマは
モラハラセクハラ当たり前
今じゃ考えられないけど
令和の非常識が常識だった事に
おののく反面、懐かしさを覚える)
 
原作は松本清張らしいです
 
 
☆しのぶ☆



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